※天気の子をヒントに作成した選手です。ネタバレ等は極力伏せていますが、苦手な方は観てから読んだ方が良いです。
雨男の天宮博投手です。
天宮 博 (あまみや ひろし)
経歴:笠原第一高校-北海農業大学-阪神タイガース
登板すると非常に高い確率で雨が降る投手。
彼が4年のときに出場した秋の神宮大会では、季節外れの雨続きの天気が続いた。
これだけ見ればただの雨男なのかもしれない。
彼は、天候を操る超能力者だったのである。
その能力を活かし、わざわざ雨が降った状態の中試合で投げていった。
相手ピッチャーが不慣れな状況下に追い込んで、自チームに有利な展開に持ち込んでいった。
その結果、神宮大会ではドラ1候補のいる大学を抑え見事優勝。
こんなぽっと出の無名の選手がドラフトに引っかかっているはずがない、
かと思いきや阪神がドラ6で指名していたのであった。
彼曰く「前半戦のホーム試合の分を9月に持ってきたら、余裕をもって優勝争いができるわね。」
のことらしい。
9月の時点で残りゲーム(雨天中止分)が多いと優勝争いしているチームにプレッシャーを与えることができる、という思惑である。
そして2018年。
天宮は4月に一軍昇格。
金本監督は、ホームゲーム(特にカープ)の試合に彼をぶつけていった。
前半戦はチームも天宮も文句のない内容だった。
カープに独走を許してしまうものの、他のチームより試合を消化できてないのでクライマックス争いに関しては一歩リードしていた。
肝心の天宮も防御率3.34の7勝1敗といった新人としては素晴らしい成績を残していた。
しかし、ここで代償を払うことになってしまう。
天宮の天候操作の能力であるが、
雨を降らした分だけ日差しが強くなるといった仕返しを受けてしまう。
金本監督はそのことに気づいていなかった。
そして9月、甲子園西宮は夜間でも35℃以上を連日記録するといった観測史上初の珍事がみられるようになった。
その影響で、タイガースの主力が相次いで離脱。
戦力が乏しい中、残り試合を消化していった結果、連敗さらに連敗。
気が付いたら最下位まで落ち、そのままシーズンが終わってしまった。
そして肝心の天宮もその後成績を落とし、9月で離脱。無事金本の愛人枠認定された。
その後、監督は矢野監督になった。あの方と同様に戦力としてみなしてもらえるかはわからない。
果たして彼はこのプロ野球界で生き残ることができるのか...!?
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
能力などについて
「球数と時間を稼いで相手投手とのタイマン勝負に持ち込む」というコンセプトでつくりました。
マリンボール
水分をたっぷり含んだシンカーはマリンボール(暴論)
スタミナA、対ピンチB、四球、力配分、逃げ球、粘り打ち、悪球打ち
タイマン勝負要素
国際大会×
海外では日本ほど雨が降らないので
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・映画の感想
雨っていいね。
言の葉の庭観たときと同じ感想やん...
あの場面でショパンの雨だれが出てきたのはオツやった。
おしまい。