※この記事は基本的にフィクションです。時代背景や実歴を完全無視していますが気にしないでください。いいね?
前回「守進奇譚 第一章 雲隠編」はこちらから。
ikezu-no-pawapuro.hatenablog.jp
大河内 進(おおこうち すすむ)
ポジション:捕手, 先発投手
経歴:天出薄高校-木越留音楽大学-新宿調教センター-徳川ドルフィンズ
守進奇譚 第二章 怒涛編
守と進は腹違いの兄弟であった。
守は進よりも2日早く産まれた「兄」である。その上、正室の子であったため、同じ年ではあるものの彼が「嫡男」だということは周知の「事実」であった。
長らく兄であった守を立ててきた「弟」進。
しかし、守が失踪した数日後に衝撃の事実を知ることになる。
大河内進の戸籍上の誕生日が9月13日だという事実だ。
進は側室の子であった。
そのため身分や世間体の問題で、彼は長年「弟」と扱われてきたのだ。
吹っ切れた進はプロの世界でも大活躍。
今では徳川ドルフィンズのクリーンナップを担うほどに成長した。
「兄」が存在しない球界...それは、もう怖くない。
次回予告
最後の兄弟対決が...始まろうとしている。
雌雄を決すことはできるのか...
次回「守進奇譚 最終章 大阪編」乞うご期待を。