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【ヤクルト】村上宗隆 (2022) パワプロ2020

決勝打論争というバルカンの樽に火矢を放ちたいので、今日は村上神を査定公開です。

この論争を焦土と化しましょう。

 

では能力

パワナンバー:11000 31024 43914

 

村上 宗隆(むらかみ むねたか)

経歴:九州学院高等学校東京ヤクルトスワローズ

成績:打率.318 56本塁打 134打点 12盗塁

 

査定について

渾身の決勝打

いきなりメインディッシュです。今日はこの話しかしません。悪しからず。

この時点で紛争勃発しそうですが、一旦置いときましょう。スワローズだけに。

それはさておき、まぁまず前座として渾身の決勝打の発動条件・効果について触れていきましょう。

内容は以下の通りです。

  • 決勝打:6回以降、勝ち越しのランナーがいるとき、ミート+5
  • 渾身の決勝打:6回以降、勝ち越しのランナーがいるとき、ミート+12

ハイ。アレですね。

この特能の性格は、ミートアップです。それに加え、ランナーがいる状態かつ2点ビハインド以内といった、限られた状況下でしか発動しない特能です。

ここでですが、特能「決勝打」に該当する指標はあるのでしょうか。

勝利確率に関係する指標の例を挙げると“Clutch*1”や“WPA*2”あたりがあります。こうやって偉そうにセイバーメトリクス語ってますが、ぶっちゃけ素人でよく分かりません。素人並みの思考で申し訳ありませんが、Clutchの計算方法を少々拝見しました。どうやらClutchは、WPAという勝利確率上昇に寄与した指標を、分子に据えることで、より平準化させている性格を持っているようです。常時打つ村上よりも、局面で打つ島内の方が、Clutchが高くなるといった具合ですかね。島内は列記としたクラッチヒッターです。あの監督が、彼を四番に据えているのも頷けます。じゃあ村上は決勝打に寄与しない選手なのでしょうか。その答えはNOです。確かにClutchは低いです。ではここ一番の局面に弱いのでしょうか。それも一概に言い切れないでしょう。どの指標にも強み弱みがあると思います。

上記の指標は、「決勝打」要素以外にも「チャンス」「逆境」等の要素が複合的に絡んでくると考えられます。特定の指標が低いから、特能力を排除といった言い分は科学的では無いと思います。海水から抽出した不純物だらけの塩を「塩化ナトリウム」と呼ぶのと同義でしょう。一つの指標に拘り、AだからBだと決めるのは矢継ぎ早です。まぁ複数のエビデンスから判断した上で、特定の特能を外すのであれば話は別ですがね。

「決勝打」の要素を抽出するのであれば、「決勝打」発動条件下の打率を求めるのが一番無難だと私は思います。特能「決勝打」のミートアップの性格に合致してますし、下手にセイバーニチャァ...するよりかは、お手頃かつ自然でしょう。

 

ではここで、2022村上の「決勝打」発動条件下の打率を算出しましょう。

結果は以下の通りです。

 

打率 .450(20-9)

出塁率 .656(21/32)

 

思ったより高いですね。びっくり。

打率.318を考えると1割以上高いです。

これならミート+5の決勝打よりも、ミート+12の渾身を採用するのがベタかなと思い、そうしました。

もうちょっと決勝打の性能強化してくれても良いと思うんだけどね...

 

あ、それとですが、決勝打に関する反論は全然受け付けております。

「素人質問で恐縮でございますが...」といった文面を添えて頂ければ、筆者に大ダメージを与えられます。

これ以上遣り合う気ないので、反論すればすぐ降参宣言すると思います。たぶん。

 

 

で、結論

上記の三分の一くらいは詭弁です。私自身も正直どーでもいいと思います。

お立ち台立った回数とかでいいんですよ、決勝打は。マル!

イチロー渾身の決勝打付与するKONAMIさんですよ。公式がそうなら、イメージ査定で良いのよ。結局はね。

 

結論:決勝打はよわよわ特能。ゆえにじゃんじゃん付与しよう。

 

 

以上。