ikezu-no-pawapuro.hatenablog.jp
先日投稿したぼったくりタクシードライバーの続きみたいなアレです。
ハノイのフリードライバーはロクなやつしかいない(偏見)
では概要



パワナンバー:11900 70763 50080
イカサマライダー(仮名オー・サカ・ンジュ)
出没場所:レーニン像前の広場
ターゲット:主に日本人観光客
口癖:俺にはオーサカに友達がいる*1、お前もマイフレンドさ!
ご尊顔:

オーサカ、オーサカ連呼してきたら要注意!!気をつけろ!!!
この日は夜行列車の時間つぶしにハノイ市街地をぶらぶら歩いていた筆者。
んで、レーニン像がある広場が目に入り、テンションがブチ上がったその時・・・
原付に乗った男にエンカしたのだ。
そう。彼こそ、本稿で触れていく「イカサマライダー」である。
イカサマライダー「ヘイ!バイク乗らないか!?」
筆者「おととい来あがれデース(間に合ってま〜す)」
で、スルーしたのはいいが、自分がいたのはレーニン像の対向車線の歩道。
信号も無いし、飛び出ししよう*3にも車が多すぎて渡れない。
で、このバイカーが助け舟を出すかの如く、バイクで道を切り拓いてくれた。
切り拓いてくれたのはありがたかったのだが・・・
バイカーの男「観光で来たんだろ?バイク乗らないか?」
筆者「乗らないよ、歩くの好きだから」
カモを見つけたライダー「お前、日本人だろ?オレ、オーサカ知ってるぜ!」
筆者「(あぁ、信号待ちしていたから日本人だとバレたんか*4)」
自称オーサカモン「あなたマイフレンドや!5万ドンで観光案内したるで!」←ここで5万ドン札と観光地のメモ用紙を見せてくる
筆者「(さっき調べたけど、ハノイの博物館は月曜日定休ばかりで行っても意味ないんだよなぁ・・・)」←ここでいつものぼったくり野郎か怪しむ
筆者「本当に5万ドンでいいんだな?(まぁ、ちょっと離れた湖に行きたいし、ついでに連れてってもらうか)」
安請けしたバイカー「あぁ、5万ドンで案内したるぁで!後ろに乗りや!」
ほんで、あっさり交渉成立(?)。
バイカーの後部座席に乗り、2人ともヘルメットを被らず*5、いざ出発。
※悪い子でもノーヘル運転は絶対にしないでね!
で、屋外の美術館っぽいところに連れてかれた。
バイカー「ほら、ついたで。チケット買ってきてやるよ」
(ここでルイセン子の脳内にあふれ出した「ぼったくり」の記憶)
(筆者脳内「ここでヤツに任せてしまうと、入場チケットだけで10倍の値段を吹っ掛けてくるかもしれない・・・ここは無理してでも自分で買いにいくべき」)
筆者「ノォォォ!!自分で買うって!!!」
バイカー「あぁ、そうなんや。1時間待ってるから、それまでに戻ってくるんやで」
筆者「こいつ怪しいな・・・(疑心暗鬼)」
入場料は7万ドル。
だったが、月曜ゆえか、たいして展示もしていなかった屋外美術館であった。
というよりも畑と史跡があった程度?の場所でした。
筆者「このままだと、似たように連れてかれ、金と時間を浪費するだけかもしれない。さっさと湖行って別れるか」
と思い、30分程度でヤツのところに戻る。
バイカー「おぉ、楽しかったか?次はここの観光地とかどうや?」
筆者「ノー!この湖に案内してくれ!4-5km先のところだから、さっき言った5万ドンでいいよね!?(念のため再度確認)」
安請けライダー「あぁ!5万ドンやで!連れてくから乗りな!」
筆者「オッケー!サンキュー!」
ほんで裏路地とかいろんなところを通り、外国人観光客すら居ない湖のほとりに到着。
ナイスバイカー「ほら着いたで!ここでいいんやろ?」
筆者「OK!ここで合ってるよ!ハイ、5万ドンね!」
・・
・・・
ぼったくりライダー「ノォォォ!!!25万ドンや!!!」
筆者「?????????」
⇧(ここで一瞬思考停止する筆者)
筆者「250?あぁ、2万5千ドンのことね。安くしてくたんだ(すっとぼけ)」
インチキ運賃要求マン「ノォォォォ!!!!!20万ドンに5万ドンや!!!!」←ここでいきなり20万ドン札を見せてくる
筆者「ホワィ!!?????」
エセ関西風ドライバー「初乗りが5万ドンで、2回目以降は20万ドンや!!ホラ、25万ドン払えや!!!!!!」
イヤイヤイヤ・・・
後だしじゃんけん過ぎない?
つーか、アレだけ5万ドン、5万ドン確認したのに、どこからその20万ドンが湧いて出てきたんだい?アンタ。
だが、この時のために何度も確認を行ったし、言質も取ってある。同じ轍は踏まない。
と、ここで筆者ルイセン子の何かが切れた音が鳴り響いた。
筆者「てか、さっきさ、『5万ドンで乗せてくよ』って言ったよね????」
筆者「あと、金ねンだわ*6!!!さんざん確認したよね???5万ドンちょうど払うから、これで勘定ね!!!オーケー???」
・・・
邪悪な権力に屈したバイカー「・・・(5万ドン受け取って、嫌そうな顔で去っていった)」
・・・
筆者「何が友達じゃい!!アンタとは絶交だよ!!!」
※日本にも友達を免罪符にして金品を搾取する輩も一定数います。そのような人とは縁を切りましょう。
査定について
電光石火、内野安打〇
カモ客(筆者)を見つけた時のスタートダッシュは、ソフバン周東を凌駕するスピードだった。
ムード×
上述のエピソードから。
エラー
カモ客からお金を搾取できなかった上、絶交されたため。
労働者(プロレタリアート)は搾取されてるべきでないが、それと同時に搾取を抑制するのも、我らの役目。労働者は何人たりとも搾取されてはならぬ。
労働者の鑑であられるミノリ同志もこう仰っている。

余談

オンラインへアップロードしたら、K〇NAMI言語統制により「マラ*7」部分が「??」になっています。
米帝資本主義に毒された邪犬、イカサマライダーを断じて許すべからず。
おしまい。
