幾多の球団を渡り歩いた武山慎吾です。
選手概要
パワナンバー:11800 00670 09625
武山 真吾(たけやま しんご)
経歴:享栄高等学校-横浜ベイスターズ- 埼玉西武ライオンズ- 中日ドラゴンズ
成績:95試合 打率.187 1本塁打 22打点
親会社TBSが乱れる時、ベイスターズに正捕手候補現れる!
大島洋平と同じ強豪享栄高校からプロに入り、ベイスターズ、ライオンズ、ドランゴンズを渡り歩いた強肩の選手。
そんな彼も、かつては暗黒ベイスの正捕手伝承者候補*1の一人であった。
荒廃とした暗黒の時代、打の武山、守備の細山田、人望の新沼の三名を筆頭とし、熾烈な正捕手争いを繰り広げたのであった!
とは言うものの、守備に関しては阻止率の観点から、細山田より武山の方が圧倒的に上であり、実質的に武山が辛うじて一つ頭抜けていたのが、個人的な意見。
スタメンマスクを争った2010年は、捕手としてチームトップ95試合に出場。
打っても守っても彼らを上回り、まさしく正捕手伝承者争いを制したとも言えよう。
しかし、2011年。
後藤武敏、後のゴメス後藤武敏、後藤ゴメス武敏、後藤武敏G.(ドットジー)、ゴメスを名乗ることとなる救世主とのトレードで、西武へ移籍。
移籍先では出場機会に恵まれず、2014年にトレードで中日に入団。この時代も暗黒黎明期ドベゴンズの真っ最中ではあったものの、貴重な2-3番手捕手としてチームに尽力。
19年に自由契約となり、引退することとなるが、阻止率の高い強肩と巧みなリードで、ドラゴンズの投手陣の添え木とし、使命を全うした。
世紀末とも言える暗黒球団を渡り歩いたキャッチャージャーマン。歴史には刻まれることは無いが、チームを陰から支え続けた彼こそが「救世主」なのかもしれない。
査定について
特筆することは無いのですが、
阻止率が高かった点や、思いの外パンチ力があったため、送球C、意外性を付与しています。
余談
ネットで彼の名前を調べると、「武山慎吾」なる外資系の人物が出てきます。
「真」と「慎」が異なるだけで、同姓同名の全くの別人です。私も間違えそうになりました。
嘘を嘘と見抜けない人はネットを使うのは難しい。ひろゆきもたぶんそういっている。
おしまい。