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【中日】チェン・ウェイン(2011) パワプロ2024-2025

今回は渡米前年度のチェンです。

 

パワナンバー:11300 90736 53683

 

チェン・ウェイン(陳 偉殷)

経歴:高雄市私立高苑高級工商職業学校-国立体育大学-中日ドラゴンズボルチモア・オリオールズマイアミ・マーリンズ千葉ロッテマリーンズ阪神タイガース

成績:25登板 防御率2.68 8勝 10敗 94奪三振

 

確かな自信が込められた速球と、切れの良いスライダー&チェンジアップを誇る、本格派のタイペイサウスポー。

2003年に中日に入団。07年まではケガなどもあり、二軍暮らしが長く続いた。

そんなチェンの才能が開花したのは08年のシーズン。

前年度の07年オフ、彼は背番号を21に変えたのであった。

そう。この21番、07年オフに戦力外となった樋口龍美が着用していたものなのだ。

樋口はアマチュア時代、社会人ナンバーワン左腕と称され、04年ドラフト自由枠で中日へ入団。プロキャリア上は、チェンの一つ下の世代であった。

しかし、彼は椎間板ヘルニアに悩まされ、一軍で登板することもなく、わずか3年で戦力外になってしまったのだ。

チェンと同じ左腕で、彼よりも短いプロ野球人生。そしてチェン自身も、左ヒジの故障明けの支配下登録というのもあり、一刻も早く一軍で成果を残す必要があった。

樋口が成し遂げられなかった一軍での晴れ舞台、そしてその先のプロ野球人生。彼の想いを背負い、プロのマウンドで投げ続けて4年目のシーズンが2011年であった。

この年は開幕戦こそは間に合わなかったものの、持ち前の安定感で投手王国ドラゴンズの先発として活躍した。が、台湾でも「死屍打線」されるほど超貧打の中日打線からの援護は全くなく、援護点ゼロのまま終わった試合も珍しくなかった負け運投手でもあった。援護こそには恵まれなかったものの、たゆまぬ力投が結実したのか、圧倒的な投手力で球団史上初のリーグ二連覇も成し遂げたのであった。吉見や浅尾の力に注目されがちだが、チェンの存在感もまた、連覇の原動力となったのだ。

そして、シーズンオフ。彼は自由契約となった。それは前向きの意味での自由契約。それは海を渡るため。新天地メジャー挑戦に向け、彼は竜の巣から飛び立ったのであった。