ヴァヤさんをはじめとした方々がオリジナル球団の指南をされていたので便乗します。
...が、私は他人の真似すんのを好まないタイプなんで...
別の切り口から「オリジナル球団論」を考察していきたいと思います。
チームのデザイン、アレンジメントという観点から自論を述べていきます。
原色は極力使わない、色を作ろう
※ここでの「原色」は、デフォルトで用意されている「色」のことを指します。
皆さんはオリジナル球団を作る際、どの色を使っていますか?
ついつい原色を使いがちではないでしょうか?
それ、栄冠ナインに出てきます。
量産型栄冠ナイン高校です。
特に青や赤、黒だと似たり寄ったりになると思います。
プロ球団でも青系列のチームカラーは多いですが、いずれの球団も差別化が取れています。同じ青でも、レジェンドブルーやドラゴンズブルーといった異なる「青色」なんです。色というのは奥が深いのです。侮ってはいけません。
言葉だけで説明するのもアレなんで、実際に作ったオリジナル球団の例を出してみます。
以前作成した天狗党です。
めんどくさがって原色メインで作成した記憶があります。
ホームは旧カープユニ、ビジターはキューバっぽく見えないでしょうか?
仮に黒を付加したとしても、ダイエーホークスに収束すると思います。
原色だけだと新規性が乏しくなります。
だからこそ、色を作りましょう。
と言っても、デザインわからない!という人が大多数派でしょう。実際私も素人ですが。
色作成の際、非常に参考になるであろうサイトを載せておきます。
このサイトから「色」を引用するのがオススメです。
チームカラーを軸に同色系を重ねるのが好ましいと思います。
和風っぽいイメージししたければ、和色を中心に。
派手なチームカラーを推したいのであれば、ビビットカラーを軸に。
色作成することで、あなたの球団のオリジナリティが増します。原色主義は捨てましょう。
RGB*1も載っているので、頑張って再現しましょう。
ユニフォームは実在のを参考にする
特にサードユニはプロのデザイナーが作成したものも多いかと思います。
例えば杜の都ユニとか。
プロが作ったものは非常に参考になります。
色の対比やチームカラーとの塩梅などに着目しつつ、参考・模倣しましょう。
ちなみに、ペリカンズは17年西武ライオンズ、ドルフィンズは95年オリックスブルーウェーブのデザインを参考にしました。
プロのデザインは宝庫そのものです。
愛着を込めてつくる
一番重要です。
チームに愛着なけりゃチーム作成もだだくさになります。
例えば、実在選手をモデルにした選手を無作為にポンポン入れまくる「模倣」とかがそれに当てはまります。
私はその行為を「何も考えずにリードするキャッチャー」と同義だと考えています。要はオリジナリティに乏しい、ということです。
そのような方は今一度 ”Originality”という単語を辞書で調べ直してください。
そして闘魂を込めて作成しましょう。
ここで愛着がこもったチームについて述べていきます。
特定の地域とチームを結び付けたりするのが良い例の一つだと思います。
ペリカンズやドルフィンズもその例にならって、地元に多い苗字や地名を選手名に採用しています。
よーむさんが作成された琉球シーサーズがドンピシャです。
選手名が沖縄特有の苗字が多く、愛着込めて作られた感がよく伝わってきます。
時代は地方創生です。菅内閣も重視しているので愛着を込めて作成しましょう。
最後に
人間は自由という刑に処されている
by サルトル
オリジナル球団を作るのは個人の「自由」です。
ですが、その出来の良し悪しや評価に関しては完全に自己責任です。
自由と責任は表裏一体です。
オリジナル球団の作成者になる、という意識を持って自由に作っていきましょう。
おしまい。