ぶっちゃけ自由にやればいいと思う!
と、言ってしまいましたが、
自由なるものは「自由という檻」に閉じ込められているのです(サルトル風)
ある程度秩序が整った世界観を根底としたの自由であれば、その自由は自然と順応すると思います。
しかし、中途半端に自分の「好き」を入れ込んだ闇鍋世界観での能力査定は、その「好き」同士が相互に不協和音を引き起こす、と個人的に思うのです。
例えば「実在男子プロ選手」が大半を占めるチームに「実在男子選手並みに強い女子選手」が混在する、デフォルト査定をベースにした、実在風味のオリジナル球団。
チームはリアルに寄せているのにも関わらず、プロ一軍選手並みに強い女子選手がわんさかいるファンタジー。
結局のところ、オリジナル球団はフィクションだからどうでもいいでしょ!
と言ってしまえば、全て解決しますし、正論です。
だってオリジナルは自由だから。
しかし私が思うのは、そうではないのです。
「オリジナル球団を作る信念に一貫性が無い」ことに問題があると思うのです。
理路整然としたコンセプト。
合理的な「好き」の取捨選択。
いわゆる「ロゴス」こそが至高の領域への昇華させるのです。
「パトス」だけで突き走ると、ハリネズミの衝突事故のようなジレンマが起きます。
心即理ではいけないのです。知が必要なのです。
女子選手がいるオリジナル球団を作りたければ、それオンリーのチームを作ればいい。
アニメキャラを作りたければ、そのコンセプトに沿ったチームを作ればいい。
サクセス風味にしたければ、そう名乗ればいい。
なぜならば、それらには多くの前例があり、デフォルト査定と明確に区別されるからです。
もし、どうしてもだ。
女子選手をだ。デフォルト査定のプロ野球チームをベースに入れたいのであれば、彼女らもデフォルト査定をすべきである。
例えばこんな感じに。
女子プロ選手の50m走、遠投、ホームラン数、最高球速、あたりのデータを採取し、これをデフォルト査定ベースに当てはめる。
と、強くてもこのくらいの能力に落ち着くバズであろう。
もっと言ってしまうと、
なぜオリンピック競技のほとんどが男女別になっているのか?
これを考えれば、実在ベースのチームに、プロ野球選手並みに強い女子選手を入れる矛盾性が浮かんでくるのではないだろうか。
私はあくまでも、
オリジナル球団の査定に一貫性を持たせることに念頭を置いている。
もし、私がプロ選手並みに査定された女子選手を、長良川ペリカンズみたいなチームに入れるとするなら...
そうだな。
「男の娘設定」にすれば万事解決すると思うな。
あ、でもマイライフにサクセス選手並みに強い女子選手を入れたり、ペナントのチームで異種交流するのは、全然アリだと思ってます。
だって多様多種のコンセプトがぶつかり合う感じが、オールスターみたいで面白いじゃん。
おしまい。