サムネ平助きゅん (≧▽≦)
血まみれになりながらも守る姿に、キュンとしちゃいました♡
とまあ、前座は置いといて、
月初めに過去を回想する記事書くのも良いかと思いました。
というわけで、はじめて(?)の振り返りです。
ブログの振り返り
まずは記事更新数の振り返りから。
10月の更新数は24!
我ながら更新している方ですね。
やはり『ありがとう斎藤佑樹』シリーズや、『例の阪神で日本一』企画が効いていると思います。
アクセス数も5桁維持できてますし、及第点といったとこでしょうか。
しかも先月、2回も失踪という名のサボり宣言していたにも関わらず、今年最高の月間更新数というね。
未来のことは誰にもわからない (至言)
趣味の振り返り
先月はアレっすね。
新選組にドハマりした月でした。
というかアンタ新選組ハマったの何回目だよ。
燃えよ剣に始まり、壬生義士伝の再燃、そして前々から気になってた薄桜鬼デビューまで来ちゃいました。
という訳で、こっからは新選組の創作作品の感想とかをつらつらと記述していきます。
燃えよ剣(2021年の映画)
敷居 ★★★☆☆
創作度 ★★★☆☆
時代考証度 ★★★★★
面白さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆
せめて前編後編に分けてほしかった。
120分じゃ尺がキツいんじゃないかと思ってたけど、案の定でした。
清河八郎や芹沢鴨が出てきたかと思ったら、岡田以蔵とか伊東甲子太郎あたりの後参組が次から次へと登場してくるから、正直頭が混乱する。
新選組初心者が見たら、多分よく分からないと思うよ。
そういう意味では初心者向けでは無い作品。
原作読んでないと理解できないような内容だったし、宣伝していた割にはアレかな...といった映画でした。
好きなシーンは「七里研之助がお雪に話しかけるアレ」。
燃えよ剣(小説)
敷居 ★★★★★
創作度 ★★★★☆
時代考証度 ★★★☆☆
爽快度 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
安定の司馬作品。
司馬遼太郎だから敷居が高そうに思えますが、映画よりかは入りやすい作品です。
そしてファンタジーに富んだ内容だと思います。
土方の勘の良さアピールだったり、剣豪七里研之助の登場とか、史実とは一線を画す名作だと思います。
好きなシーンは「七里研之助初登場」の場面。
土方の手のマメを見ただけで剣豪だと看破したあの場面です。
そのシーン、るろ剣にちゃっかりオマージュされているんですよ。
斎藤一初登場のアレです。ここでも相楽左之助が斎藤の手のマメ見て看破しています。
こういうの良いですよね。
壬生義士伝 (小説)
敷居 ★★★★☆
創作度 ★★★★★
時代考証度 ★★☆☆☆
難解度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
名作。
盛岡南部藩からやって来た剣士『吉村貫一郎』の姿を、インタビュー形式で紐解いていく作品。
全体的に創作度が強い。
まず吉村貫一郎の存在。新選組に在籍していたという記録は残っているが、小説に登場する大方の設定は資料として存在していない。もちろん「盛岡に家族を残し上洛した」という設定も創作。
その他にも、史実とは異なる事件*1が起こったり、とある生き残り隊士の背負う業等といった、創作も多い。
しかし創作作品としては、非常に読み応えのある作品。
基本的に「史実といった先入観」を以って読み進めるのだが、その「史実とは異なる事件」の存在で、ミスリードを誘ってくるのだ。
基本的な史実を知っていれば、『そして誰もいなくなった』ような雰囲気を味わえるであろう。
探偵モノのような空気を味わえるため、ほかの創作物とは線を引く作品である。
好きなシーンは「斎藤一のインタビュー」。
新選組! (大河ドラマ)
敷居 ★★☆☆☆
創作度 ★★★★☆
時代考証度 ★★★★☆
キャスト ★★★★★
総合評価 ★★★★★
若き隊士の青春を駆け抜けた名作大河。
一つひとつの出来事を45分で締めくくる丁寧な作品。
そのため、大河にしては非常に初心者向けの作品。私もここから入った記憶が。
なんと言っても目を張るのが、豪華キャスト陣。
主演は香取慎吾。そして脇には山本耕史、藤原竜也やオダギリジョー。
坂本龍馬や桂小五郎との幼馴染設定等の脚色は多々あるものの、全体的に史実に忠実。
好きなシーンは「インコが芹沢鴨に話しかける」場面。
薄桜鬼
敷居 ★★☆☆☆
創作度 ★★★★★
時代考証度 ★★★☆☆
胸キュン度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
乙女ゲーの金字塔にして名作シリーズ。
ジャンルは女性向け恋愛アドベンチャーゲームだが、侮ってはいけない。
どの攻略ルートでも、史実に準じて物語が進行していくのだが、どれも大きく歴史を捻じ曲げていないのがポイント。
もちろん隊士の離脱も、ルートによってはまちまちだが、大方共通している。源さんも鳥羽伏見の戦いで死ぬし、局長も板橋で斬首される。悲しいね。
攻略対象の隊士も、その例によって「死ぬ」のだ。
一つの作品で何度も味わえる、スルメのようなコク深い名作。
乙女ゲーという側面だけでなく、歴史モノとしても完成度が高いので、乙女ゲーとは縁が無いような諸君にも、気軽にオススメできる新選組作品です。
好きなシーンは「沖田総司の昏倒」。
しかしながらです。ほとんどの新選組作品では、沖田が吐血して昏倒するのですよ。
しかもその吐血は、結核によるモノというね。
だが史実では、「吐血による昏倒」は一切書かれていないのです。
最近の研究では、「熱中症による昏倒」といった見方が強く、池田屋時点では結核を患っていなかったと考えられています。
薄桜鬼では、なんと!
「結核による吐血」が原因で昏倒していないのです!!!
昏倒した理由は熱中症では無いのですが、感動しました。
ただの乙女ゲーでは無いってはっきりわかんだね。
最後に
今月は護摩行に挑戦します。
某寺院への予約も済ませました。
乞うご期待を。