つい先日、一夜限り上映された吹替版『アフリカン・カンフー・ナチス』を観てきました。
字幕版との相違点を中心に書いた内容となっていますのでご了承を。
あらすじ
第二次世界大戦後、実は生きていたアドルフ・ヒトラーと東条英機が、空手を駆使してガーナで世界征服を企てていた。彼らの悪行を阻止・復讐するために主人公のアデーらがカンフーで野望を玉砕する、ガーナ発のアクション映画である。
それが『アフリカン・カンフー・ナチス』。タイトル通りのバカげたカンフーアクション映画だ。
吹替版の感想
吹替版も良い味出してて、腹がねじれました。
字幕版とは別のツボもあったので、二度以上味わえる内容でした。
個人的にはゲーリングと巫女がツボに来ました。
まずはゲーリング。
日本語吹替は、天龍源一郎さんが担当。
初手の「俺はゲーリング」のくだりで笑ってしまった。なんでゲーリングだけ字幕ついてるの?というのもありましたが。
アクの利いたダミ声で、本家のゲーリングよりもコクがあったと思います。
つぎは巫女。
「あほんだらしばくぞ~」のセリフがどうなるか気になってたのですが...
吹替版でも「あほんだらしばくぞ~」でした。
パンケーキとかよくわかならい単語が聞こえたのですが、あれはアドリブだったのか?それとも意図的なセリフだったのか。
あと影蛇拳(えいじゃけん)の発音が、広島弁の「ええじゃけん」に酷似してたのもポイントでした。
「なんで関西弁話してんのに、所々広島弁挟んでんのじゃ」と途中まで思ってました。
字幕版では味わえなかった表現もあって非常においしかったです。
今度は字幕版と吹替版を比較してもう一度観てみたいものです。
それほどアフカンは濃くて笑える映画です。
もちろん撮影エピソードもそれ以上に濃密。映画パンフレットに書かれている「もしあなたが何かを諦めようとしているときは、この話を思い出してください。」は、アフカンそのモノを表す名言でしょう。
最後に
上映終了後、セバスチャン監督からサインを頂きました!秋元さんも、中の人も、夜遅くまでありがとうございました!
そしてアフカン公式からのフォロー授与の名誉も承りました。ありがたき幸せです。
なんともアフカンに富んだ一夜で、もう忘れられないひと時でした。
美しい日本、天皇陛下万歳!!
シ!カ!!
おしまい。