「三人の内野手」シリーズの第二弾です。
では能力
パワナンバー:11300 32426 43200
難波 昭二郎(なんば あきじろう)
アマチュア時代は「東の長嶋、西の難波」として名を馳せ、ミスターの光に埋もれた稀代のスラッガー。
沢木耕太郎の著書によると、もしも巨人に入らず、中日に行けばレギュラーだった逸材だったとのこと。難波は常時出場することで体がほぐれ、粗さが取れるタイプらしく、巨人時代はベンチスタートが多かったが故に、進化を発揮できなかったとも。
難波が入団した頃の巨人軍は、サード長嶋、ファーストには川上哲治、そして59年以降は世界の王が定着し、彼が打力だけで付け入る余裕はほぼ無かった。
彼らは打撃のみならず、それ以外の能力にも長けていた。特に同期入団の長嶋は、アマチュア時代から打撃以外においても、頭一つ抜けた存在だった。
それを象徴するゲームが、長嶋率いる法政大学と対戦した試合。難波も長嶋も同じサードを守っていた。難波が三塁の守備についたとき、長嶋が踏み荒らした守備の足跡が見当たらなかったのだ。難波がふと気づいて後方を見ると、なんと。其処に長嶋の足跡があったのだ。長嶋は、この頃から、深い守備位置でも対処できるフィジカルを持つ金鶏だったのだ。
東西、サードのスラッガー。彼らが同じチームで邂逅した結果、難波は、背番号3という、まぶゆい光に飲み込まれてしまった。
査定について
沢木耕太郎目線で査定しているので、わりかし甘めです。
PH
ikezu-no-pawapuro.hatenablog.jp
長嶋の対の存在となるため。
ミスターにAH付けたんだから、難波にPH付けても良いでしょ?(圧)
ハイボールヒッター
高めを打っているように見えたので。
三振が多いスラッガーって高め得意だと思う(小並感)